料理

地元の恵みでジャム作り

嗨〜!大家好,我是新田岳(ハ〜イ!皆さんこんにちは、新田岳です)。
先日、地元・福岡の旬の果物を使ってジャムを作りました。博多湾の中央に浮かぶ島・能古島で獲れたブラッドオレンジと、糸島市で獲れた九州を代表するブランド苺《あまおう》の2種類です。

柑橘専門農家さんが育てるブラッドオレンジ

博多湾の中央に浮かぶ島《能古島》があります。四季折々の花々を楽しむことができる公園があるため、個人的にはピクニックやレジャーといったイメージを持っていたのですが、先日、とあるイベントで三代続く柑橘農家さんがいらっしゃることを知りました。
〈久保田農園〉さんは、30品種以上の柑橘を栽培されている専門の農家さんです。その中で今回僕がいただいたのは、イタリアを原産とする《ブラッドオレンジ(モロ)》。皮の色もそうですが、実際に切ってみると鮮やかな紅色が溢れ出し、煮込み始めるとまさに“血の色”を彷彿とさせる濃い赤色に変色していきました。
有機質豊富な良質な土壌で育ち、化学農薬や化学肥料を可能な限り控え(基準値の半分以下)られたというブラッドオレンジは、果肉だけでなく細切りにした皮も一緒に煮込んでいます。

手作りジャム

台湾では高級品のブランド苺も

美しい自然と、農畜水産物が美味しいと全国的にも知名度が高い糸島市。その糸島において、農家の方が心を込めて育てた地元産の農畜産物を瑞々しいままに安価で提供されているのが、JA糸島が運営する産直市場〈伊都菜彩(いとさいさい)〉です。僕も帰省や帰国の度に伺い、色々購入してはその味やその価格に驚いています。
今回のお目当ては、ジャム用に販売されているブランド苺の《あまおう》!台湾では「超」がつくほどの高級品も、強い甘味はそのままに形の不揃いや出荷規定サイズに達さないというだけで驚くべき安価で提供されていたため、思わず箱買いしてしました。丁寧に水洗いしヘタを取り除いたら、糸島産の無農薬レモンと甜菜(てんさい)糖とを合わせ入れ、アクをすくい取りながら、弱火でゆっくりと煮込んでいきます。

地産地消

海と山が隣接し、自然豊かな環境に恵まれた土地——、福岡。そしてその環境を守り活かしながら、こだわりの農産物を提供されていらっしゃる農家さんたちがいらっしゃることを(身近にありながら)僕はこれまであまり見てこなかったように思います。県外や国外で生活し、少し距離を取れたことで改めて地元・福岡の、日本の素晴らしさに気づいたように思います。
何かを加工、製造・販売している訳ではありませんが、地元生産者の方が育てられたものを新鮮で美味しいうちに購入し、自身や家族、そして友人たちと楽しみたいですね。今回作ったブラッドオレンジのマーマレードジャムも、あまおうの苺ジャムもどちらも濃厚な味と芳醇な香りでとても美味しかったです。そうそう、台湾で“育てて”いる糠床も地産地消ですよね♪

それでは、今日はこの辺で。
謝謝大家、掰掰〜!(皆さん、有難うございます。バイバ〜イ!)

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