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やちむんの地へ

嗨〜!大家好,我是新田岳(ハ〜イ!皆さんこんにちは、新田岳です)。
先日、僕にとって “人生初”となる沖縄 へ旅行しました。見渡す限り広がる碧く透き通る海と、伝統料理や家庭料理に欠かせないという多くの豚肉料理、三線で奏でられる伝統音楽を楽しみつつ、とある場所へ行く日を心待ちにしていました。

器好きになったキッカケ

僕は幼い頃から九州を中心とした窯元さんの器に触れてきました。土の温もりや重さを肌で感じ、釉薬で描かれた模様と色の美しさを食卓に並んだ料理とともに見て育ちました。しかし、一人暮らしを始めた20代は金銭的な余裕が全くなく、安価でシンプルな器を使っていました。
そんなある日、ふと立ち寄った原宿のBEAMSさんで“デザインとクラフトの橋渡しをテーマに日本の伝統的な手仕事や世界中から集めた新旧デザインを融合するスタイルを提案”するブランド〈 fennica(フェニカ)〉の売り場一角で目にした《やちむん》に一目惚れし、以来、沖縄をはじめ栃木県は益子町の益子焼(ましこやき)、福岡県は小石原焼(こいしわらやき)や小鹿田焼(おんたやき)など多くの器を手にするようになりました。

〈fennica〉さんでいただいた器は、沖縄は読谷村にある読谷山焼(よみたんざんやき)《北窯》の松田米司(まつだ・よねじ)さんによる赤絵やちむん。器の美しさや使いやすさから「ぜひ現地の沖縄で、工房や器を直に見てみたい!」とずっと思っていたので、今回の沖縄旅行では必ず行きたい場所の一つでした。

憧れの場所、北窯と——

沖縄(琉球)のやきものは、600年ほど前より日本や中国、朝鮮、東南アジアの国々の影響(色や形、技法など)を受けながら生活に根ざした多種な器が生み出されたといいます。僕が今回訪れた読谷山焼《北窯》は、1992年に開窯し、松田米司さんの工房《松田米司工房》を含む4つの窯元が共同で大窯を焼いています。
こちらの北窯売店で販売されている器とは別に、松田米司さんの器が使われたカフェ《Tou Cafe and Gallery(トウ・カフェ・アンド・ギャラリー)》があると知り伺いました。完成するまでに丁寧な処理と二度焼きが必要となる赤絵は、一般的な器よりも多くの手間が掛かるそうで、そのためなかなか出回ることなく、こちらのギャラリーで見ることができる赤絵も大変希少なものだとお聞きしました。今回の沖縄旅行の思い出に、と三尾の魚が描かれた素敵な赤絵やちむんをいただきました!
このご縁がとても嬉しく、素敵な赤絵やちむんを普段使いで楽しみたいと思っています♪

それでは、今日はこの辺で。
謝謝大家、掰掰〜!(皆さん、有難うございます。バイバ〜イ!)

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