嗨〜!大家好,我是新田岳(ハ〜イ!皆さんこんにちは、新田岳です)。
2017年12月、台湾は台北に初めて訪れた際、樹木などに着生して育つシダ植物《ビカクシダ》を住宅や店舗の軒先で見て以来、その虜になりました。
台湾移住前は
それまでも(園芸店ではなく)雑貨店で購入した一般的な品種を育てていました。ですが、ビカクシダの多様な品種を知らずにいたため、台湾で見る伸び伸びと育つその姿に一気に魅了されていきました。日本帰国後、園芸店やオークションサイトなどで数種類の株を吟味・購入し、その美しさと育成の難しさを楽しみ始めました。
台湾でビカクシダが多く流通する理由
そもそも、台湾でビカクシダが多く流通する理由はなんでしょうか?
ビカクシダは、熱帯から亜熱帯原産の植物です。そのため、ビカクシダにとって「台湾の気候はまさに理想的な生育環境」というのが第1の理由です。そして第2に「台湾には《蘭》、特に《胡蝶蘭》の栽培と産業に長い歴史がある」ということ。第3に「《メリクロン》と呼ばれる組織培養の技術に長けている」、第4に「タイやインドネシアといった東南アジアからの植物輸入が多い」という理由も挙げられます。気候的な理由以外にも、歴史的・地理的理由も大きく関係しています。
併せて、台湾では2018年から2023年にかけてビカクシダの大ブームがありました。現在は、店舗(BtoB:企業間取引)だけに留まりません。胞子から育てる個人の育種家も多く存在し、SNSを利用したコレクター間での取引(CtoC:個人間取引)も活発という、第5の理由もあると言います。

園芸店だけでなく、小さな市場でも見かける蘭/専門的な園芸店でなくとも多く見かけるビカクシダたち
育種家たちが手塩に掛けて育ててきた希少品種
昨春、ビカクシダの希少品種であるウィリンキーの《金童(ジントン:jīn tóng/P.willinckii Golden Boy)》と《玉女(ユィーニュ:yù nǚ/P.willinckii Jade Girl’)》を入手する機会がありました。希少品種の多くは流通量が多い台湾でも非常に人気が高く、高額で取引されています。
──というのも、希少品種は育種家たちが美しい分岐をする個体を選抜、その見た目がユニークかつ希少な変種の胞子を繰り返し育て生み出されています。長年手塩に掛けて育て、生み出された品種であれば当然の価値、そして価格ですよね。
我が家のビカクシダたち

台湾で購入した品種たちと、日本から持ち込んだビーチー(写真:右下)
日本在住時から長年連れ添っている品種《ビーチー(P.veitchii)》。そしてご縁あって巡り会えた希少品種たちと合わせ、現在5種のビカクシダが我が家にいます。台湾の温暖な気候に助けられながら、少しずつではありますが元気に大きく成長を続けています。
さて、祖父から緑の血を受け継ぎましたが──。植物を育てるセンスがある人という意味の《緑の指》になれるのは、一体いつのことでしょうか?
それでは、今日はこの辺で。
謝謝大家、掰掰〜!(皆さん、有難うございます。バイバ〜イ!)