嗨〜!大家好,我是新田岳(ハ〜イ!皆さんこんにちは、ユエさんこと新田岳です)。
現在、日本は福岡に一時帰国中なのですが……、一週間も経たないウチに台湾ご飯が恋しくなっています。中でも、以前ご紹介した〈多鮮水餃(ドーシェン・シュエイジャオ )〉さんの水餃子とともに大好きなのが、台中市は西屯にある〈小阿姨腳庫飯(シャオ・アーイー・ジャオクー・ファン/訳:おばちゃんの豚足煮ご飯)〉さんの《腳庫飯》です。
台湾の定番料理・脚庫飯
──そもそも、《脚庫飯(ジャオクー・ファン:jiǎokù fàn)》とは何でしょうか?
脚庫とは、豚の前足(豚足)の上の部分のことで、“皮付きの豚バラ肉を甘い醤油で煮込んだ料理”のこと。つまり、日本でいう《豚の角煮ご飯》に近い料理です。
台中市に住み始めて暫くした頃、友人から「今日は、台湾の定番料理《脚庫飯》を食べに行こう」と誘われました。到着したレストラン〈小阿姨腳庫飯〉さんでプルプルとした皮付きの豚バラ肉を目にした時、脚庫飯がどのような料理かを理解しないまま付いてきたことを後悔したのでした……。
実は、苦手意識を持っていた豚足
僕は食べ物に対して、苦手なものは少ない方だと思っています。その中でも独特な油の量と匂いに加え、油と混ざり合った皮の食感が口に残る豚足には強い苦手意識を持っていました。しかし、一時的な旅行ではなく台湾に居住すると決めた以上は「いつまでも苦手意識を持たず、可能な限りその意識を克服していきたい!」と、そして友人が勧めているものならば「一度はちゃんと口にしてから、好き嫌いを判断したい」と考え直し、注文しました。
脚庫飯の本場、台中!
一見すると日本の《豚の角煮》と似ていますが、台湾の腳庫飯には“台湾ならでは”の、もっと言うならば“脚庫飯の本場”と言われる台中には独特の味付けや傾向があることに気が付きます。
台湾全土の料理には、全体的に甘めの醤油、砂糖や油蔥酥(揚げた玉ねぎ)、八角(別名:スターアニス)やシナモンなどの香辛料がよく使用されます。そして「台湾南部より甘過ぎず、北部より甘口」と言う台中では、甘口でとろみのある《醤油膏(ジャンヨウガオ:iàngyóu gāo)》と氷砂糖、八角や桂皮(乾燥ミカンの皮)などを少し強めに効かせると言います。そのため、料理に使用されるタレは他の地方に比べ、色は少し黒め、香り高い濃厚な味わいが特徴的になるそうです(個人的には、北部の料理は少し薄味で塩味が効き、南部はもっと甘味が増している感じがします)。

大好きでよくお世話になっている〈小阿姨腳庫飯〉さん。いつもお客さんで賑わっています!
さて──。運ばれてきた脚庫飯には、プルプルとしたゼラチン質の皮とほろほろと柔らかそうな肉に濃いタレが掛かっていました。箸でも簡単に割ける皮と肉を一緒に口に含んでみると、気がかりだった食感の悪さや臭みは全く感じることなく、むしろ「美味しい!大好き!」と声に出していたほどです。
また《脚庫飯》と甲乙つけ難いくらい大好きなのが、本ページ最上部の写真中にある《魯排骨飯(ルーパイグーファン:lǔ páigǔ fàn)です!こちらは、豚の骨付きあばら肉(スペアリブ)の甘醤油煮込みがご飯にのっている料理です。脚庫飯や魯排骨飯だけでなく、炒麺やスープ、その他多くの美味しい副菜があり、店内の雰囲気、店員さんも皆さん気さくで親切とあって、いつも多くのお客さんが詰め掛けている〈小阿姨腳庫飯〉さん。まだまだ見知らぬメニューがあるので、少しずつお邪魔して味わい楽しみたいですね。
暮らしの環境にともない、変化した味覚
移住して変わったのは、自身の暮らしの環境だけでなく味覚にも影響があったのは自分でも驚きでした。国や地域ごとに食材そのものや調理方法が異なるため、台湾、そして台中独特の“甘くコクのある味わい”がたまたま僕に合致しただけかもしれませんが、嬉しい変化であったことは間違いありません。まぁ、加齢による体調や味覚の変化という可能性もあるかもしれませんが……。(笑)
それでは、今日はこの辺で。
謝謝大家、掰掰〜!(皆さん、有難うございます。バイバ〜イ!)
◆小阿姨腳庫飯さん(詳細情報)
所在地:台中市西屯區西屯路2段97-29號
連絡先:04 2316 6469
営業時間:17:30〜02:00(定休日:日)
公式サイト:(なし)