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ザワークラウト

  嗨〜!大家好,我是新田岳(ハ〜イ!皆さんこんにちは、新田岳です)。
端午節が過ぎ、台湾の夏がいよいよ本格的になり始めました。さっぱりとした酸味のあるものを欲するようになり、“最も手軽に作れる発酵食品”を作り始めました。

最も手軽に作れる発酵食品・ザワークラウトとは

  《ザワークラウト》とは、ドイツ語で「酸っぱいキャベツ」という意味の、キャベツを乳酸発酵させたドイツの伝統的な発酵食品。肉料理やソーセージの付け合わせなどに添えられる、酸味のある白いキャベツのことですね。
一般的には、キャベツを細切りにし、塩を揉み込み、容器に詰め、水分を加えて常温で発酵させるという、非常にシンプルな材料とレシピで作ることができます。

ザワークラウトの栄養

  ザワークラウトは、野菜(キャベツ)の葉に住む微生物(菌)の力を使い、キャベツに含まれている水分と少量の塩分のみで植物性乳酸菌を発酵させ作ることができます。腸内環境を整えてくれる乳酸菌だけでなく、胃腸の保護や改善に役立つと言われるキャベツなどのアブラナ科植物に多く含まれるビタミンU、ビタミンB群、カルシウム、食物繊維など豊富な栄養が含まれています。熱で破壊されてしまうビタミンCも含まれていますが、生の状態で発酵させ、そのまま食すザワークラウトは効率的に栄養を取ることができ、美肌効果や風邪予防にも良いそうです。

普段から食卓に発酵食品を

  数年前、ぬか床や塩麹を作り始める際、発酵食品について調べていたときにその存在を知りました。ここ台湾では、気温25℃前後で約3日(70時間)ほどで泡が立ち、発酵が始まります。もちろん、そのままいただくのも良いのですが、発酵が進み酸味が強くなった時はオリーブオイルを加えるなどして円やかな味へと味変して楽しんでいます。

ザワークラウト

  キャベツのみで作るザワークラウトもあれば、細切りした人参や甘味の追加とより発酵を促す意味もあってレーズン、自家製梅干しの副産物である紫蘇粉を加えたものや、紫キャベツで作ることもあります。
本場・ドイツではキャラウェイシードやローリエ、コリアンダーなどのスパイス、唐辛子を入れることもあるそうですが、それもいつか試してみたいですね。

それでは、今日はこの辺で。
謝謝大家、掰掰〜!(皆さん、有難うございます。バイバ〜イ!)


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