台湾生活

台湾移住がスタート

  出国前日となった16日。日本での生活を護っていただき台湾への渡航を祈願していた氏神様への御礼詣りと、福岡は鳥飼にある〈 Hair Story(ヘアストーリー)〉さんでの散髪、そして隔離生活でしばらくの間飲めなくなると大好きな〈 REC COFFEE(レック・コーヒー)〉薬院駅前店さんで美味しいコーヒーをいただき……、台湾移住(入境)へ向けての準備完了です。

  引越に際して船便に入れることのできない貴重品や業務で使用するPCや各種デバイスと共に、先ずは17日間の生活となるホテルでの隔離期間(10日間)と自己健康管理期間(7日間)に使う衣類と身の回りのものを詰め込んだ2つのスーツケースを手に空港へ向かいました。
コロナ禍以前にはとても考えられなかったであろう全てのレストランが休業中しているフードコート、通常では賑わっているハズの免税店やロビーにもほとんど人がおらず閑散とした福岡国際空港から、今年2月17日に福岡〜台北線が新たに開設された〈 スターラックス航空 〉で桃園空港へと飛び立ちました。

  出発のこの日、早朝にも関わらず父と親戚の叔母が見送りに来てくれました。
父と言えば台湾移住に向けて、居留証の申請から引越の準備までずっと行動を共にしていたこともあり、かなりの疲労が蓄積しているはずでしたが、飛行機が飛び立つその瞬間まで福岡空港国際線の展望デッキから見送ってくれていました。

少しの緊張と大きな期待

  防疫ホテルでの隔離期間中ではありますが、ついに本日から台湾移住生活がスタートしました!
日本国内でも10日もホテル滞在なんてしたことがありませんが、この期間中はどうなることやらと内心不安で一杯ですが、言葉が通じない(中文が話せない)僕に対してでもホテルスタッフの方々によるきめ細かな対応(直接的には一切の接触はありません)には本当に感謝しています。
  ホテル瓏山林台北中和(RSL Hotel Taipei Zhonghe)さんを選んだのは、部屋に大きなデスクと採光があったからに他なりません(角部屋でしたのは予想外でしたが、とても有り難いです)。コロナ禍、隔離期間中ということもあり、外気を取り込めないとは言え、この環境には本当に助かります。使用する全デバイスにVPN(*)、サイバーセキュリティソフトをインストールし、ホテルのWi-fiを使用しながら隔離中でも日本の会社さんとの仕事をしたり、日本国内の動画コンテンツを楽しもうと思っています。

*NPNとは:
Virtual Private Networkの略。暗号化通信を行い、オンラインプライバシーとセキュリティを守るシステムのこと

  自分が好きな土地で仕事をし、そこで生活が営めるということは本当に幸せなことです。家族、周囲の友人たちに背中を押してもらいながら、やっと今、ここ台湾で一歩を踏み出すことができました!この隔離期間も良い経験に、これまでの自身の行動が未来の礎になると信じて仕事に、時に遊びに、目一杯楽しもうと思います。
同時に、全世界にある国際空港に旅を愛する人たちの熱気と活気が一刻も早く溢れ戻るようにと願うばかりです。

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