嗨〜!大家好,我是新田岳(ハ〜イ!皆さんこんにちは、新田岳です)。
今日、2024年12月21日は二十四節気の《冬至(とうじ)》です。1年で最も昼の時間が短い日、つまり、この日を境に陽が出ている時間が長くなり始める(太陽が再び力を取り戻し始める)日です。
※二十四節気とは:
1年を春・夏・秋・冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもの。年によって1日程度前後します。
東京で生活していた頃は
台湾に移住前、僕は東京の三鷹市に住んでいました。冬至の日と言えば、カボチャの煮付けを食べたり柚子湯に浸かったりしてましたが、東京を離れる前の数年間は、新宿区早稲田は〈穴八幡宮〉さんに参拝していました。平安末期に創建された由緒ある神社で、商売繁盛や開運招福、勝負運や出世などのご利益があるとされています。
毎年、その年の始まりの日──。日が昇る前の早朝から「悪い気を払い、良い運気が巡り(陰と陽が逆転し)ますように」とお祈りし、金銀融通の御守とも呼称される《一陽来復御守(いちようらいふく・おまもり)》をいただいていました。

2017年、冬至早朝の穴八幡宮にて
穴八幡宮さんを知ったのは、個人事務所だったキュービックフェイスを法人化した頃です。新しいことを始めようとしている人の運気上昇と悪い気を払う魔除けのご利益がある《一陽来復御守》。その形状は打ち出の小槌に由来し、特に金運上昇のご利益があると言われています。
そして、台湾で過ごす冬至の日
台湾では《湯圓(タンユェン/Tāngyuán)》と呼ばれる、糯米粉(もち米の粉)を丸めた伝統的な団子をいただく風習があります。中秋節と同じく、家族円満や幸福を象徴する丸い形をしている食べ物だからです。
僕は昨年まで過去2回の冬至の日は、冷凍された湯圓を自宅で茹でていました。台湾ではスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗で簡単に購入できます。餡子や黒胡麻、ピーナッツ、タロ芋といった甘い餡や肉など餡が入ったもの、おめでたい紅白色のものなど多くの種類があります。

2024年、冬至深夜の〈湯圓之家〉さんにて
「今年はいつもと違った湯圓を教えてあげる」と言う友人と、台中市は西區林森路にある〈樂群湯圓之家〉さんへ伺いました。通常では小豆やピーナッツ、その両方が入った甘い湯圓もあるそうですが、冬至当日の今日は豚肉団子が入った《鮮肉湯圓》一択です。深夜にも関わらず店舗前は大行列、店内も大変な賑わいでした!
僕は甘い湯圓が大好きで、実はシーズンに関係なくよく食べているせいか、出汁とごま油に入った《鮮肉湯圓》はとても新鮮な印象でした。台湾の冬至では、温かく栄養のあるものを食べるのも大事なことと言います。今年は心身ともに良い湯圓をいただくことができ、友人に感謝しています♪
それでは、今日はこの辺で。
謝謝大家、掰掰〜!(皆さん、有難うございます。バイバ〜イ!)