デザイン

SPUR

  嗨〜!大家好,我是新田岳(ハ〜イ!皆さんこんにちは、新田岳です)。
2024年9月9日より、北九州市門司は〈gallery cafe 柳庵〉さんにて開催される、僕の父・新田慎一の個展《SPUR(シュプール)》のDMが完成しました。以前、このJOURNALでもお伝えしたウェブサイト《shinnitta.jp(シンニッタ・ドット・ジェイピー)》に続き、個展プロジェクトの一環となります。

メインビジュアルに

  タイトルとしている《SPUR》とは、「足跡」や「走行軌跡」を意味するドイツ語、「拍車を当てる」「駆り立てる」を意味する英語です。これまでの父の人生で心を寄せてきた物事を真っ新な紙の上に描く(表現する)楽しさ、個展《SPUR》が人生で初めて会場を借りて作品を発表する場であること、そして一人のアーティストとして「成長していきたい」という願いをこの言葉に託してるそうです。
  DMのほか、ポスターにもなっているメインビジュアルに使用されている作品は、父の愛車であるVespa Sei Gorni(ベスパ・セイジョルニ)を描いています。水彩メディウム・マスキングインクを使いペン画部分を保護しながら、蒼色と碧色が混じる線が背景に走るという、普段は見たままの形や色を表現することを第一と考える父にしては珍しく意欲的な作品であると僕は見ています。

初個展が終わったら──

  今回、僕は個展《SPUR》に展示される作品以外の全てのもの(DMやポスター、会場で使用するキャプションなど)のデザインを担当しました。お世話になる経験豊富なギャラリーのスタッフさんもいらっしゃる中、余計なお世話かなとも思いましたが……、展覧会開催経験もある息子として“お祝い”の気持ちを込めて参加させてもらっています。一人のアーティストとして歩み始めた父の作品が一人でも多くの方の目に触れ、父自身も成長し、少しずつでも実績ができたらと思っています。
  先日、冗談混じりに「来年か再来年、親子展でもやってみる?」と父に話したところ、良いアイデアだと快諾してもらえたので(!)こちらも実現できるよう動いていきたいと思っています。

それでは、今日はこの辺で。
謝謝大家、掰掰〜!(皆さん、有難うございます。バイバ〜イ!)

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