嗨〜!大家好,我是新田岳(ハ〜イ!皆さんこんにちは、新田岳です)。
1ヶ月程度(それでも当初は長めと思っていましたが)の一時帰国が3ヶ月に延び、せっかくならばと始めた初夏の手仕事である《ラッキョウの黒酢漬け》ともう一つ、梅酒を造りました。
2024年は、梅の大不作年?
暖冬の影響から未成熟の状態で早く梅が開花してしまったこと、雹によるキズ、そして受粉に際して必要不可欠なミツバチが活発化していない時期だったため、日本全国で大不作となったそうです。実際、自宅近所のスーパーや八百屋でも梅干し用の紫蘇や梅酒用のリカーなどは陳列されているものの、肝心の梅が見当たらない、もしくは極端に少ない状況でした。2020(令和2)年にも最悪レベルと言われる不作年だったそうですが、今年は更に上回るほど少ないそうです。
そんな中、大型スーパーで大粒で綺麗な南高梅を見つけ、2キロを購入しました。例年なら梅干しも作るところですが……、生産数や販売数が少ないと分かっている中で大量買いは控えたく断念しました。
やっと見つけた青梅で梅酒を造る
青梅ながら淡く甘い香りを放つ、熊本県産の南高梅。前回はラム酒を使いましたが、今年は柔らかな口当たりに仕上げたいと考えて米焼酎で梅酒を造ることにしました。悩みに悩んで購入したのは、熊本県は球磨郡にある 六調子酒造株式会社 さんの長期貯蔵された熟成酒《六調子》と、沖縄県は久米島町にある 株式会社久米島の久米仙 さんの熟成古酒《久米島の久米仙》の2本。どちらも熟成させるために長期貯蔵のための徹底した管理技術が用いられる美味しいお酒であるため、そのままでいただくのが一番美味しいのは重々承知しているのですが——。
![梅酒作り](https://www.cubicface.com/jp/wp-content/uploads/2024/06/j20240609_a-1024x616.jpg)
(水に浸し丁寧に洗う/瓶の中で熟成させ梅酒へ/初夏の手仕事の最後・糠床へ山椒を入れる)
「梅酒が大好き!」という家人のために本当に美味しいお酒で作ってみたい、そして九州・沖縄産の果実とお酒で造る自家製の梅酒を味わって欲しいという想いに突き動かされました。来年の夏、もしくはもう少し我慢して2年後の夏に美味しい梅酒をいただく日をとても楽しみにしています!
初夏の手仕事が終わる
ラッキョウの黒酢漬けと梅酒造りが終わって、最後となる初夏の手仕事の3つめは《糠床への山椒入れ》です。この時期しか出回らない爽やかな香りがする山椒の実は、我が家の糠床 には欠かせない存在です。以前、とあるお米屋さんで「糠本来の味や香りをそのまま楽しむならば余計なものは入れない方が良い」とお聞きして一時実践していたこともありますが、「各家庭や個人でそれぞれの楽しみ方があっても良い」と思い直し、今では母と祖母のやり方に戻しています。台湾産の美味しい夏野菜を沢山漬けて、食卓に彩りを添え、元気に夏を乗り越えたいですね♪
それでは、今日はこの辺で。
謝謝大家、掰掰〜!(皆さん、有難うございます。バイバ〜イ!)