日本でのゴールデンウィーク期間中は、弊社の業務もお休み(台湾は平日)となりました。
「どこかへ出掛けたいな」と思っていたところ、一度は行ってみたかった台湾を代表する観光地である、台湾最南端の屏東県は《墾丁(ケンティン)》へ親友たちに連れて行って貰いました。
一年を通じて温暖な台湾屈指の一大観光地へ!
墾丁へのアクセスですが、新幹線や電車が通っていないために最寄り駅である《新左営駅》でバスに乗り換えなければいけないそうです。僕が住んでいる台中市の台中駅から新左営駅まで台灣高速鐵路(Taiwan High Speed Rail)に乗り、高速バスへと乗り継ぎ向かいます。
今はちょうどマンゴーの収穫時期ということもあり山に沿って広がるマンゴー畑や、浜辺の碧色から沖の蒼色へと続くグラデーションの海、時折見かける珍しい熱帯植物!……と、早朝に出発したにも関わらず、道中もずっと興奮しっぱなしでした。
美しい恒春半島の海と森は
東は太平洋に、西は台湾海峡に、南は巴士海峡(バシー海峡)に囲まれ、国内外屈指のビーチリゾート地として名高い恒春半島。実は一度、リゾート開発によって傷んでしまったそうですが、政府が墾丁地域を国立公園に指定することで徹底した環境保全が進み、今もなお政府や中華民国山岳協会によって厳重に保護されています。
その結果、美しい自然や生態系が少しずつ取り戻されたことを、同行した友人たちに聞いた時は“目から鱗”でした。素晴らしい考え、そして取り組みですよね!
日本政府も目先の開発や利益に捉われず、掛けるべき場所(外苑や土地の爆買いなど)や時期にきちんとした規制をかけて欲しいものです。